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東京大学総合研究博物館 (2013/8/13)

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東京大学総合研究博物館で開催中の「宇宙資源展」へ。まず、入り口正面に、「資源の枯渇と地球の未来」のタイトルで、国の資源を消費し尽くして、国民所得が世界第一位の富豪国から、世界最貧国に転落した「ナウル共和国」の過去と現在を示すパネル展示があった。

その資源とは、世界最高品位の「リン鉱石」(アホウドリを始めとする海鳥の糞の堆積によってできた)。そのすべて掘り尽くして、残されたのは岩石だらけの荒地となった。40年以上も前から、こうなることを繰り返し指摘されてきたにもかかわらず、川も土壌も観光資源もないこの国の未来は・・・ 

結論は、今地球は、数億年かけて生みだしてきた鉱床という名の貯金を、猛烈な勢いで消費している。このまま完全に資源を消費し尽くしたら、どうなるだろう。この構造の縮図を我々はナウルに見たのだろうか?

以降の部屋では、「宇宙には無尽蔵の資源がある」として、金属としての純度の高い隕石について紹介し、更に、隕石の元である小惑星に目をつける。だがそこには莫大なエネルギーとコストが・・・
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かねてより見たかった常設展について尋ねたら、東京駅前のJPタワー2,3階に移り、今年3月21日「JPタワー学術文化総合ミュージアム『インターメディアテク』「としてオープンしたと聞き、御茶ノ水駅まで歩き、JRでJPタワーへ。

1Fの常設展示「東京大学コレクション」を見て閉館時刻の18時となった。ここの展示は、大小様々な生物の骨格とわずかな剥製、東大の構内?から出土した「弥生式土器」と石斧など。2Fは後日ということで退去。

         東京大学総合研究博物館   インターメディアテク
by from76 | 2013-08-14 11:48 | カルチャー
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