湯河原温泉 漫歩  (2004/11/12)

11月7日、湯河原温泉の源泉上野屋に出かけた。今年5月、妻が内服薬の副作用で全身の痒みで夜も眠れない、皮膚科の薬も効かないというので、小学館発行の「奇跡の温泉」で見つけて出かけてきた宿だ。入浴した途端から、かゆみが消えたと妻は驚いた。その妻が、ふたたびかゆみを訴え、ボクも疲労困憊の極にあったので、2日連泊の予定でやってきたのだった。

ここの温泉分析書によれば、源泉水1Kg中の溶存物質は1,980.75mgの療養泉。主な成分は、
 皮脂や汚れを取って肌をなめらかにする炭酸水素イオン(55.2mg)
 鎮静作用のあるカルシウムイオン(158mg)
 角質化した皮膚を乳化するナトリウムイオン(467mg)
 皮膚に浸透し血液に多くの酸素を送り込む作用の硫酸イオン(479mg)
ほか、入浴と飲泉で慢性皮膚病によいとされるミネラル成分が多く含まれているという。
この旅館では、源泉水を「六瓢の湯」のブランドで頒布しており、我が家でも20リトル入りを定期的に取り寄せている。

帰京予定の3日目、妻が”めまい”で立てなくなり終日床に就いた。翌日、湯河原駅前の耳鼻咽喉科で診てもらい、翌々日、やっと帰京できた。健康保険証・老人保健法の医療受給者証を携行しなかったので、診療費&薬剤費は全額自己負担となった。
 
妻が旅館で床に伏せている間、ボクは宿から湯河原駅まで、2度歩いて往復した(片道約4Km)。初回には「西村京太郎記念館」に立ち寄った。氏の著作を読んだことはなかったが、昔、同じ試験を受け同じ役所に入った人物と云うことだけの縁だった。公務員生活10年ほどで作家に転じたのだが、隣接の3階建ての豪邸を見て、頭脳の違いを思い知らされた。

2回目のウオーキングでは「かぼちゃ美術館」に入った。ここは草間彌生のコレクターであった会社社長が開設した個人美術館であった。玄関のドアを開けたら、当のご本人が顔を出し、「先に、この草間彌生に関する新聞評のコピーを読んでからご覧になるといい」といった。「かぼちゃ」は草間彌生の作品だった。無数の大小の円で埋め尽くされた「かぼちゃ」。気の遠くなるような根気のいる作品だ。国立近代美術館で個展を開催中と聞いて、帰京後、早速見に行った。
by from76 | 2004-11-14 10:00 | アウトドア | Comments(0)
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