やさしい携帯電話も、使いつけなければ、使えない   (2004/11/20)

2年ほど前、デパートでの待ち合わせに失敗して妻に、ボクのお古のPHSを持たせた。普段はその必要もないからほったらかしだったが、友人と九段会館で待ち合わせることになり、お互いの電話番号を知らせあったという。そこで、使い方の特訓を行った。だが、その前にボクと上野駅で待ち合わせることになった。
 さて当日、指定の場所に妻は居ない。妻のPHSにかけてもベルが鳴り続けるだけ。先方からもかかってこない。結局、この日も待ち合わせに失敗した。
 
1.相手が電話に出なかった理由
 PHSはショルダーバッグに入れ肩から提げていたが、ベルの音には気づかなかった。駅構内の騒音にかき消されたのだろう。

2.当方にかかってこなかった理由
ダイヤルの仕方と、受信記録からの呼び出し方の二つを教えた。そして、後者の方が便利だと、その実習もした。しかし、実際に妻が行ったのは、受信記録を画面に表示しただけで、受話器を上げるマークの「開始キー」を押さなかった。「何度も何度もかけたのに、出てくれなかった」と妻は言ったが、「開始キー」を押さなければどうにもならない。
 
最近、高齢者にも使えるような”やさしい”携帯電話が出たので買い換えようといったら、妻は、「ふだん使いつけないと、いざというときでも使えない」といった。

平成15年末現在の携帯電話・PHSの利用率は(総務省平成16年版情報通信白書)
  6~12歳  13.7 %
  13~19歳  68.4 %    
  20~29歳  85.1 %
  ・
  70~79歳  11.4 %
  80歳以上    4.7 %

そうです。高齢者には、携帯電話を使う相手やチャンスが極めて少ないのです。さりとて、災害などの緊急時に備えておく必要はある。 老妻との電話のやりとりは、携帯電話一本に絞り使い慣れてもらおうかと考えている。
by from76 | 2004-11-20 10:04 | ITライフ | Comments(0)
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