展覧会は会期末に近づくほど混雑する、と知りながら、初見の「正倉院展」へ出かけた。午前6時半自宅発、奈良国立博物館着11時。すでに長蛇の列、入館まで50分を要した。
会場内は、どのウインドウも人の山、頭越しにちらりちらりと覗き見るだけ。案内嬢に尋ねた。「今日は、これでもいいほうです。比較的空いていたのは初日、二日目あたりでしょうか」と。時間的には、「開館直後と閉館間際」 これも常識だ。 展示品68件中、圧巻は、「国家珍宝帳」。光明皇后が、聖武天皇七々御忌にあたる天平勝宝8年(756)6月21日、その御遺愛品600数十点を東大寺に奉献された際の献納目録である。天皇御璽489が押印されている、全長14メートルの巻頭から巻尾まで全文公開(全巻出展は16年ぶり)。写真下は、巻頭・御願文の部分。 追記 正倉院展は12日、20日間の会期を終えた。入場者数28万3,505人で過去最高。
by from76
| 2006-11-09 12:55
| カルチャー
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